Manjaroを仮想環境にしたかった

『このブログを書くまでにManjaroを6回アンインストールしてます』
むに

Manjaroってなに?

ManjaroはArchLinuxから派生したディストリビューションである
ArchLinuxの自由さを受け入れつつ、ArchLinuxのインストールより遙かに簡単なので初心者におすすめ

この記事はなに?

上記の売り文句に騙された私がManjaroを最低限使えるようにするまでの軌跡

ManjaroInstallBattle

個人的にハマッたところ以外は参考ページ張っとく

VirtualBoxのインストールと設定、Manjaroのインストール

VirtualBoxの設定はほぼここを参考にした
Windows で VirtualBox + Arch Linux (Xfce + Slim) - けいれん現象の幽玄美よ

初期にインストールされるウィンドウマネージャーはイメージファイルによって変わってくるので適当にググると良さ
awesome
Manjaro Awesome WM Respin プロジェクト日本語トップページ - SourceForge.JP
Xfce
Get Manjaro | Manjaro Linux

pacman yaourtの設定

だいたいここら辺を見れば何とかなると思ってた
arch - Linux ディストリビューション Manjaro Linux の使い方 vol.1 - Qiita

そんなことはなかった

sudo pacman -Syu

システムのアップデートをしたかったのだが...

error: pacman: signature from "Rob MoCathie <kurrode@gmail.com>" is unknown trust
:: File /var/cache/pacman/pkg/pacman-4.1.2-6.2-i686.pkg.tar.xz is corrupted (invalid or corrupted package (PGP signature)).
Do you want to delete it?[Y/n]

なぜかコンフリクトが起こる
どうやらArchでは個々のパッケージに認証を行っており、それの可否がpacmanのインストール対象に関わってくるらしい
なのでpacmanの設定を『認証済み以外のパッケージもインストール』に変えてやる

sudo vi /etc/pacman.conf

この中にあるSigLevelを以下の通りにする

SigLevel = TrustAll


これで無事にアップデートができましためでたしめでたし

日本語設定

日本語の設定 - Manjaro Linux
フォントはその界隈におすすめされたttf-ricty

yaourt -S ttf-ricty

日本語はきれいになったんだが、英語記号がガバガバでとてもつらい
3時間考えてウィンドウマネージャーにその設定が反映されてないのでは説が浮上
awesomeの設定ファイルとの格闘を始める
まずは設定ファイルのコピーとawesomeのレイアウトを決めているtheme.luaの書き換え

cp /usr/share/awesome/themes/default ~/.config/awesome/
cp /etc/xtg/awesome/themes/rc.lua ~/.config/awesome/
vi /.config/awesome/themes/default/theme.lua

theme.fontを書き換える

theme.font = "Ricty 12"

次に設定ファイルの参照位置を書き換える

vi .config/awesome/rc.lua

fontで検索をすればパスっぽいものを指定している行が見つかるので以下のように書き換える

beautiful.init("~/.config/awesome/themes/default/theme.lua")

これできれいなフォントがあなたの元に

ちなみに.config/awesome/themes/default内のbackground.pngファイルをほかのpngファイルに置き換えれば背景画像が変わる
また、rc.luaの最初の方に書かれているterminal=""みたいなところでターミナルエミュレーターの変更ができる

その他

terminatorがなんかよさげだと神からのお告げが

sudo pacman -S tarminator
vi .config/terminator/config

書き加えた設定は以下の通り

[global_config]
  title_transmit_bg_color = "#111"
  inactive_color_offset = 0.4
[keybindings]
[profiles]
  [[default]]
    scrollbar_position = hidden
    background_image = None
    background_darkness = 0.8
    background_type = transparent
    use_system_font = False
    font = Ricty 12
  [[mysetting]]
    background_image = None
    background_type = transparent
    scrollbar_position = hidden
[layouts]
  [[default]]
    [[[child1]]]
      type = Terminal
      parent = window0
      profile = default
    [[[window0]]]
      type = Window
      parent = ""
[plugins]

後は上記の通りrc.luaにterminatorを書き加えたら透過されたかっこいいターミナルがデフォルトになる、やったぜ

f:id:muni_sys:20140930013719p:plain

  • Mod4を無変換に割り当てる

割とハマッた

vi .Xmodmap

無変換はkeycode 102らしい

keycode 102 = Super_L

後は.xinitrcに

xmodmap ~/.Xmodmap

を書き加えるだけでwinキーとおさらばできる

chsh
/bin/zsh

感想

すっげー死にたくなった
Manjaro文献少なすぎるのでつらかった
ただインストール自体は簡単なので、Mな方は是非挑戦してみては?